2023を振り返る的な
例年通り2023を振り返ります。
仕事
今年も色々あった一年だった。例によって言えないことの方が多いので抽象的な話になる。
残業時間は過去最高値を更新した(去年もだが…)。新しいプロジェクトとの掛け持ちがスタートしたのが原因だったと思う。前から複数の仕事を並列することはあったが、メインのプロジェクトで並列的にやらないといけないことがあったり、過去プロジェクトの後始末や他プロジェクトのちょっとしたお手伝いとかが中心だった。なのでがっつりプロジェクトとして掛け持ちするのは初めてだったかもしれない。
流石に五年目なので大変だ〜とかいいつつも体調とメンタルが本当の限界を超えないようなコントロールはできていたはず。でもこの働き方は何年もやれんなあ…。
仕事の大きな柱は3つあって、暗号周り/アプリ開発/昨年からやっているプロジェクトの3つだった。
1つ目に関しては耐量子計算機暗号を新機能として入れ込む話で、開発ってよりは企画に近い仕事だった。2023前半はこれに集中していて、結構なおえらいさんにプレゼンするまでいった。残念ながら今年度・来年度の新規機能として入れ込むことはできなかった。理由は社内の事情に由来するものであったのでここでは書けないが、一旦暗号周りのお仕事はなしになった。おそらく数年後、他社が似たような動きをしたところで再び話が動き出す予感があるが、そのときは俺は全く違う開発をやっているだろうから似たような提案を知らん誰かがして採用されるのだろう。…と考えたらなんだか虚しくなってきた。
2つ目に関しては最初に書いた新しいプロジェクトってやつ。上の暗号の話が終わってから参戦することになった。もとからもっとコード書く仕事がしたいって主張をずっとしていて、念願かなって?参加することになった。後述する昨年から参加しているプロジェクトに加えてこのプロジェクトも進める形になった。なので仕事量が倍になって結果的に自分の首を締める形になっている。もちろん自分から手を上げたので文句も言いにくい…。
ちなみにこれはウチではめずらしいWebアプリの開発でちょっと驚いた。もう少し低レイヤの開発だと思っていたから。
3つ目の昨年からのプロジェクトはとある装置の開発・評価だった。私はその中の一部のHW機能を担当しているが、機器を提供してくれているベンダーがあまりに塩対応で(やむを得ない事情はあるが), とてもとてもつらい。来年もこれは続くのだが、あまりいい見通しはなくて、またプロジェクトごとおしまいになる流れかも。
こう考えると中々幅広い業務経験をしているが、まあ時間がいくらあっても足りないので残業時間が鰻登り。平日の可処分時間は2時間を切っているし、これに家の事情とか資格の勉強が入ってくると平日は何もできないに等しい。平日にアニメ見ることもほぼなくなった。
来年は残業時間を減らしたいが2つのプロジェクトが常にそこそこ忙しい上に、どちらも年度末目標なのでまず年明けからどうなることやら…。たまにツイとかでも言っている通り、暗号周りの仕事に執着があるのは確かなので、そっち方向でなにか模索していきたいのが正直なところだが、仮に見つかったとして流石に3つものプロジェクトを掛け持ちするのは不可能。
いや〜どうしたもんかね。唯一の救いは上長が評価してくれていることだけ。でも評価されたから給料が上がるわけでも残業時間が減るわけでもないんだよな。
どうすればいいのか、もう何もわからない。
アニメ
今年も労働の忙しさが最高値を更新したものの、アニメは継続して見ることができた。とはいえ、週末に一気に配信されているものを視聴するスタイルで相変わらず他の趣味の進捗が芳しくないので時間の使い方を考えないといけない。…が、結局のところ平日の労働時間(特に残業時間)を減らすべきという結論になりがち。難しいね。
今年のアニメで言いたいことは話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選で大体書いた。他に視聴したアニメは劇場版を除けば少し古いけどPSYCHO-PASSを一年を通じて見ていた。実はまだ見終わってなくて、来年も継続視聴。感想は別の記事に書く気がする(けど、もう最初の方の話は忘れちゃったよ)
他にアニメ関連で特筆すべきことがあるとすれば、ぼざろとスタァライト。
ぼざろは昨年のアニメではあるが、アニメ放送後もたくさんイベントがあった。出不精の自分には珍しく色々と応募したがまさかの全部落選。ぼざろがここまで人気になるなんて放送前は全然予想してなかった。一方で総集編の発表や企業との雑なコラボを度々目にするようになって、これ”売れ線”の行動じゃないですか??とちょっとモヤモヤしていた。まあでも新作までの繋ぎも大事だからね…。
と、ちょっとチクチク言葉をつい吐いてしまったけど結束バンドの曲に励まされた一年だったと思う。ライブも青春コンプレックスのサビの長谷川育美さんとオタクの一体感はリモートで見ててもめっちゃブチ上がった。劇場版までは新曲もイベントも控えめになるだろうけど、来年も色々なイベントがあるはずなので楽しみ。
あと今年一番聞いた曲はApple Music君によると「フラッシュバッカー」だったよ。
スタァライトは1月にオケコンがあった。実は2022年の頭くらいにもオケコンの抽選に当選していたのだが、当時の労働の状況とコロナの状況を鑑みて参戦を断念した。そこから一年ぶりの参戦だったから当然思い入れが深い。加えて昨年のオケコンでは石動双葉役の生田輝さんが体調不良(コロナだった気がする)で参加できなかった事もあって、今回のステージで石動さんがとてもうれしそうでオタクも嬉しくなってしまった。
オケコンの内容は言うまでもなく良かったです。
見た映画
例によって大体アニメ。来年はもう少しアニメ以外の洋画もみていきたいね。
- プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章
- メアリー王女が、その、下品ですが…フフ…
- ガルパンよりはハイペースに続編やってる。あんまり間が空くと内容を忘れて映画館に行く腰が重くなるので嬉しいね。
- 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
- 楓ちゃんがパソカタになるのはいいけど、パソカタのオタクの目にさらされるのは許せないぜ。
- ミッションインポッシブル レッドレコニング
- バリヤバのアクションをしているトム・クルーズが母親と同い年ということが終始頭から離れなかった。
- まさかの続きものだった。来年やるんだっけか。
- 劇場版 五等分の花嫁∽
- なんか全シリーズの中で一番良かったかもしれん…。
- ガールズアンドパンツァー 最終話第四章
- めっっっっっっっっっっっっちゃ待たされたからハードル上がりまくりだったけど、軽々と超えてきて流石っすとなった。
- ツイで誰かが言っていたけど、これ流石に人が死ぬだろ…みたいな場面が増えるたびに、話の発端となった西住みほが命をかけてチームメイトを救った設定が茶番みを増していくんだよね…。
- ジョン・ウィック:コンセクエンス
- 相変わらず見応えありまくりのアクション。キアヌも良かったけど盲目の暗殺者のDonnie Yenがカッコよすぎた。
- なんかいい感じに終わったけど、かっこ悪く言うと結局ただの自業自得なのでは…という気持ちもなくはない。
- 駒田蒸留所へようこそ
- PAさんのお仕事シリーズ。劇場版で来るとは意外だった。個人的には今年イチの映画だったと思う。
琉生さんの仕事に対する向き合い方がとても真摯ってのもあるんだけど、そこに実は腐女子って性質が入ることによって急にリアリティというか親近感が出てきた。人の感想まんま引用するの好きくないんだけど、寒川さんのこの感想がかなりしっくりきてる。自分が好きなものに対する日々の妥協は間違いなくあるので琉生さんのこの生き方はかなりグッときてしまう。駒田蒸留所へようこそ、みてきた。個人的にはかなり良い映画だったと思う。意外に思われるかもしれませんが、所謂P.A worksのお仕事ものの中では1番しっくりきたかも。とりあえず最初の30分くらいは高橋、お前船降りろってずっと思ってた
— 笠 (@localmin) November 19, 2023自分の好きなものを諦めてるオタクなのに表ではちゃんと仕事してるんだぞっていう、あのささやかな二面性の書き方すごく良い感じがする
— 寒川 (@smkw15) November 19, 2023
主題歌もめっちゃ良い。早見沙織さんってめっちゃ歌上手なのね。
- 青春ブタ野郎はランドセルガールの夢をみない
- 大学生編楽しみにしてます。
新しく出会った漫画でよかったの
- 魔法使いの嫁
- もとから原作が気になっていたがSEASON2の放送と同時に全巻買った。
- 結構独特な世界観というか、常に煙に巻かれているような展開なので人によっては苦手な人もいるかも。個人的にはこの手のファンタジーは好き。
- たぶん出てくる魔法・魔術・神様や竜など元ネタがあるんだろうなと思っていて、それが分かればもっと面白いんだろうな。
- 衒学始終相談
- これは…高度な百合ってコト?
- エイティエイトを2で割って
- 「またぞろ。」が終わってかなりロスった気分だったんだが、それと入れ替わりくらいに面白いきらら漫画を発見してしまった。挫折した元天才ピアニストと楽しくピアノを続けていた二人のピアノ連弾の話。
- とにかく主人公のテンションとギャグのテンポ・ノリがよい。一巻が1月末に発売なので全人類買ったほうがいいらしいね。
- 発見したって書くと自分が見つけたみたいにですが、実際はMastdonで末茶藻中さんが紹介していたとかだったと思う。ちなみに「またぞろ。」に関しては完全に末茶藻中さんのブログを読んだのがきっかけです。
skeb依頼
今年は3件お願いした。今年はちょっと依頼しすぎたかも…。来年は秋月慧さんをお願いして終わりにしたいと思う。
𝓑𝓲𝓰 𝓽𝓱𝓪𝓷𝓴𝓼 𝓯𝓸𝓻 𝔂𝓸𝓾𝓻 𝓑𝓸𝓚𝓲𝓽𝓪....! https://t.co/iX4fh0MCtd
— 笠 (@localmin) September 23, 2023
ツイートないですが水無月リンさんが書いたリリィちゃん(スパイ教室)
skeb��@imsaibo3 ����ɐF�Â����E�̖�������̌���������������N�G�X�g���܂����B�߂���������I�I��i�����傤�nj��N�炵���^�C�����[������(youtube�Ō������S�b�����グ�Ă�̂�������Ēm����)https://t.co/jyvq8x6GT4 #Skeb #Commission @skeb_jp���
— �} (@localmin) December 13, 2023
skebは好きなクリエイターへの支援に繋がっているものの、変な中毒性があり冗談ではなく程々にしたいと思っている。
ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム
もともとゼルダのファンってこともあって発売日に購入できるように予約して入手した。 もしかしたら社会人になって初めて買ったゲームだったかも。
やっぱり平日にプレイ時間を確保するのが難しくて、土日に2~3時間プレイするスタイルに落ち着いている。プレイを始めて半年以上経ってるけどハイラル全土はあまりに広くて未だにクリアできていない。神殿は2つほどクリアできたけど。メインストーリーをクリアすること自体はそうかからない気がしているが、細かいやりこみ要素を考えると本当に年単位のスパンになりそう。
今回このゲームを買って痛感したのはゲーム体力が落ちたこと。平日にプレイできないのはしょうがないとして、土日のプレイ時間が2~3時間って少なすぎる。…が、残念ながら体力がもたない。老化です。他にもやりたいこと(主にアニメをみる)があるってのもありますが。
twitter/X/Mastodon/Bluesky
もともとTwitterはクソ仕様ではあったものの、イーロン・マスクが買収してから完全にこのサービスに成功体験を与えたくないという気持ちが大きくなってきた。サービスそのものの質の劣化もなくはないが、彼の人間性と行動が大げさではなく人類の進歩以上に害を与えていると思ったのが大きい。
残念ながら世間一般はそうは捉えていないようで、相変わらず諸々の公式アカウントはXに存在し続けるし、多くフォロワーは活動の軸をXにおいたままである。Xでしか連絡をとれない友人もいるので自分もアカウントを消すことはしないが、前よりはツイート頻度が減るだろう(アニメの話するぐらいには使うかも)
X以外のアカウントは主にMastodonとBlueskyにおちついた。
あまり使い分けはしてないので気軽にフォローしてください。Blueskyのほうは招待チケットが余っているのでFF内であれば基本的には譲ります。
他には今年はフォロワーに影響を受けて資格をとってみたり、身内のあれこれに変化があったりと、なんだかんだ色々あった一年だった。
やっぱり年々諸々に対する気力が失せてきているので、パワーがあるうちにやりたいことやっていきたいですね。 来年の目標は「人間関係を維持する」です。毎年言っとる。
来年もよろしくお願いします。